~著者の主張ははっきりしている。真の意味での「資産価値」の無い物件は購入するなということである。この場合の資産価値とは「買う→売却」で手に入れる差益ではなく、「買う→貸す」ときに十分な賃料が見込める物件と言うことだ。つまりマイホームは「いくらで貸せるか」が資産価値と言うことである。この主張に少しでもなるほどと思えるのであれば、この本~~は読むできであろう。すべてがこの観点から書かれており、ローンの組み方から購入時期のアドバイスまで、とにかく「資産形成」わかりやすくいえば「金銭的に一番得をする」住宅取得方法が書いてある。もちろん、それが真に快適な住宅なのかは意見が分かれよう。貸せる=駅近ということはイコール都会ということであり、そういった場所に住むとを快適と思わ~~ない人もいる。あくまで、資産形成という観点からの意見なのだ。だが、少なくとも、私にとっては物件購入を考え直す機会を与えてくれたし、将来の人生設計全般に渡って見シすきっかけを与えてくれた本である。~
一戸建てや、マンションを買う時に、どうすればローン破綻が防げるのかわかりやすく解説した本です。今までの不動産の常識がいかに間違っているか、深く考えさせられます。<P>終身雇用がもはや当てにできない時代に、最も重要なことは貸した時に家賃でローンが払えるかどうか、それが運命を分ける大きなポイントです。貸せる物件であれば、ローンを払い続けられるし、破綻せずにすみます。<P>マイホームは多くの人にとって一生で最も大きな買い物です。そこで誤った選択をすれば人生も大きく影響されます。大手住宅メーカーでの経験があり、不動産コンサルタント、フィナンシャルプランナーとして活躍している著者の意見には説得力があります。マイホームをこれから買おうとしているひとには欠かせない一冊です。<P>老後のための資産として、ワンルームマンションを考えている方にも一読をお勧めします。