コーチング―言葉と信念の魔術 みんなこんな本を読んできた コーチング―言葉と信念の魔術
 
 
  ●トップページ   ●研究員紹介 ●研究所規則 ●著作権・免責・リンク ●掲示板 ●更新情報
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

コーチング―言葉と信念の魔術 ( 落合 博満 )

現役時代は憎々しい存在であった著者ですが、本書を読み終えて、バットを極めた職人として尊敬の念を抱きました。<BR>現役時代のイメージとは異なり、合理的かつ論理的な人であることが伺えます。<BR>特に、センター返しがバッティングの基本である理由の説明は、説得力がありました。<P>指導する立場として、相手を納得させるだけの自信と説得力、そのための論理性を持ち合わせることの重要性を感じました。<P>本書はタイトルのとおり、指導方法に関することも参考になります。<BR>その一方で、組織の一員として勝ち残るには、という視点で書かれた後半部にも興味を抱きました。<P>・ヘッドハンティングされるならば、はじめに切り捨てられるのも自分であるということを覚悟すべき<BR>このセリフは、打撃職人とし!!球団を渡り歩いた著者の実感がこもっています。<BR>組織で勝ち残るためには、自分自身を鍛えなくてはならないことを教えてくれた本でした。

この本は厳密にいえば、コーチング理論の体系からは外れている、しかしいくつか大事な点を指摘している本だと思う。その1つがプロ野球で実績を残した落合が、どのようなコーチングを良いとしているかを示している点だ。多くのコーチング本は、どちらかといえばコーチするほうの視点に立って書かれている。が、この本はコーチングを実際に受け、もしくはセルフコーチングを行ってきて実際に成果を出してきた経験をもとに、コーチングするうえで何がポイントとなるかを明らかにしてくれる。

何冊もあるコーチングの本を書店で流し読みしてみましたが、どうも枝葉末節的方法論に振り回されそうなマニュアル色の強い本も目立ち、何を読もうか迷った挙句、気まぐれに手にしたのがこの1冊。<P>読んでみると、氏の考え方は非常に論理性に富み、明快に現象を説明していて表現がわかりやすい。わかりやすいというのは、映像をイメージしやすいということだと思う。<BR>この人は頭がいいぞ。と思った。氏が「コーチング」について学習したのかは不明だが、文中で経験的に導き出されている結論や解説は、実は他の本で教科書的に書かれているものも多い。<P>私にとっては、なまじの研究者が書いたものより、説得力があった。<BR>プロとして身をもって、教えられる立場と教える立場を経験した結果、考え抜かれ!き出された話は、不思議とサラリーマンの事例中心で語られる他の書籍より、今の自分に調和するものが多いと思った。<P>これは、落合氏のスタンスと私の望む生き方や考え方が、けっこう重なる部分があるかもしれんと思ったことからかもしれない。<BR>とにかく、普通のコーチングの本よりある意味面白いのではないかと感じる。

コーチング―言葉と信念の魔術 ↑ご購入はこちらからどうぞ。
コーチング―言葉と信念の魔術&nbsp;&nbsp;&nbsp;野球好きなら誰もが知っている名打者、落合博満によるコーチングの本。落合自身が初めて受けたコーチングの経験や自分が教えた経験をもとに、人を育て、伸ばすための心得やコツを説いている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;落合というと、とかく個人主義的なイメージばかりが強調されがちだが、実は現役時代の落合は、投手がピンチに陥ればすかさずアドバイスをしにマウンドに駆け寄ったり、同じチームの打者がスランプに陥っていれば相談に乗ったりと、コーチあるいは兄貴分としても重要な働きをしていた。結果、「落合効果」という言葉が生まれたほどだ。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書では、その落合の名コーチとしての側面を垣間見ることができる。あくまで個を伸ばすことに主眼を置き、裏方に徹する姿勢や、短所を指摘するのではなく長所を伸ばすことに注力する方針、手取り足取りのやり方を否定し、選手の自助努力を促す姿勢などにマネジャーが学ぶことは多いだろう。また、個人が組織の中でいかにして付加価値を高め、能力を発揮していくべきかという点にも言及している。チームを何度も優勝に導き、自らも2年連続三冠王をはじめとする偉業を成し遂げた落合だけに、その言葉には説得力がある。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;成果主義、雇用流動化の時代には、これまでのようなトップダウン式の教育・指導方法は通用しない。本書は、現在注目を集めるコーチングの基本を説いた本として、また上司と部下双方の視点を示した本として、意義のある1冊である。(土井英司)
管理人の書評: 僕はこんな本を読んできた。 はこちらからどうぞ。
| ビジネス・経済 | 金融・経営 | 漫画・アニメ | 文学・評論 | 科学・技術 | 人文・思想 | アート・建築・デザイン | 社会・政治 | ノンフィクション | 新書・文庫 | 旅行ガイド | ホビー・スポーツ | エンターテイメント | タレント写真集 | 歴史・地理 | 医学・薬学 | 資格・検定 | 暮らし・健康・子育て | 語学・辞典 | 参考書・受験 | 子供向け | 楽譜

コーチング―言葉と信念の魔術