柴田先生の予備校のクラスを受講予定だが、その前に、具体的な勉強方法が知りたくて購入。<BR>期待通り、いやそれ以上の情報が山盛りだった。<BR>今までの、「受験勉強」が「合格するための勉強」とはかけ離れていたんだという事実認識をした上で、「今後の正しい、あるべき司法試験勉強方」が分かった。
2~3年で合格しないともう合格が難しい!というのは本当に身につまされた。自分の体験からもまったくその通りだと思う。司法試験くらいのビッグ・プロジェクトになると、最も難しいのがロードマップというかスケジュールの組み上げだ。それに比べれば、用語や論点の暗記など単なる作業に過ぎない。この本の最大の収穫は、その具体的なスケジュール提案だろう。予備校でもこんなことは教えてくれないし、仮に教えてくれたとしても、数万は取られそうだ。わたしは今年は論文に通っている(はず)なので、口述対策にいいことが書いてあったから買ったに過ぎないが。(そう願う)
良いのは良い!著者自身も今までの集大成と言っていたとおりである。<BR>しかし、今までの出版済みの本を持っていれば事足りると思う。<BR>DVDがついているせいか、値段も高い。買うなら、機械的合格法か、試験勉強の技術のほうが良いと思う