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| 魔法のクスリ箱―クスリがわかる50の話
(
松本 佳代子
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薬の本といえば、お堅い本を想像してしまうが、この本は今までとは違う。薬学の先生が著者というと、難解な言葉が並ぶと思いがちだが、それも違った!可愛い手のひらサイズに、薬学でも学ぶエッセンスがぎゅっとつまっている、今までにない薬学入門書といった感じ。薬学を目指す若い人だけではなく、薬に興味があるけれどお堅い本はちょっと…という方にもお勧めの書。そして著者の松本先生の優しい語り口で、なんだか薬のことがわかるだけでなく、気がつけばココロまで癒されてる…そんな「クスリ箱」です。 このたび、共立薬科大学社会薬学教室の若き学究・松本佳代子氏の「魔法のクスリ箱」が刊行された。氏はピルの研究家として斯界では広く知られる、社会薬学のホープである。本書にもその豊かな感性は随所に活かされており、クスリと楽しく付き合うための知恵と工夫が満載である。一般の方から服薬指導に励む薬剤師諸氏まで多くの方に手にとっていただきたい名著である。
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