限られたページ数の中で、ほぼ最大限に体系的なコンテンツをまとめたMBA領域を学習する人のバイブルといえる。<P>この種の本で多い『内容が薄い』『不十分』などなどの批評も<BR>つきものであるが、おそら作り手としては『この本だけで<BR>網羅的にしかも詳細説明ができるわけがないのはあたりまえ』と思っているに違いない。<P>つまり、読み手の想像力・応用力がないと『この本をどのように活用するのか、辞書的に使うのか、もしくは研究のために使うのか(これは大抵原典に任せるしかない)』といった気付きもなく、ただ悪い理由を探して批判家気取り、というパターンが多いのではないか。<P>読み手もきちんと本の使い方を考えて、本当に買い手の参考になるコメントを載せられると参考になるのに・・・と思うのは私だけであろうか。<P>結局本も製品なので、全ての人向けというより、(1)価格と内容のバリュー、(2)コンテンツの内容と対象(ターゲティング)という2点がわかるレビューがたくさんでてくることを期待している。
MBAを学ぶ方にとってフレームワークを知るてかがりとなり、助けとなるであろう。しかし、マネジメントに関わりがない人にとっても、会社はどのように動き、何がしたいのかということを知る事ができるだろう。将来マネージャーになりたい方はこれぐらい知っておかないとやぱいのかもしれない。いち営業社員にとっても、知っておいた方が得をすることがたくさんある。デザインもハードカバーでお洒落なので、とても気に入りました。
わかりやすい!現在,ホットなMBA.どこの本屋にいっても,MBA関連の本を目にしないときはないような気がする.本書は,MBA関連本で評価が高いだけのことはあり,非常にコンパクトに,しかも網羅的に経営学を概説してあり,すらすら,読める感じです.よくまとまった良書だと思います.しかし,噂によるとこの本はグロービスマネジメントスクールでの教科書として使用されているらしい.INSEAD,IMDと並ぶ私設MBAスクールを目指しているところが,それでいいのだろうか? 少しばかり疑問になる.