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| アーサー王の死
(
厨川 圭子
William Caxton
ウィリアム・キャクストン
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トマス・マロリーの「アーサー王の死」は、力強く簡潔な文体で有名らしいですが、なかなかどうして、これも名訳。非常に丁寧です。<BR>マロリーの原作は膨大な量に及ぶゆえ、この本に編集するにあたっては「聖杯伝説」をはじめ一部割愛されていますが、それでもアーサー王伝説の集大成としてまず他本にさきがけて読む価値が十分にあります。<P>アーサー王伝説を知りたい方には、是非。 サー・トーマス・マロリーの「アーサー王の死」を訳してまとめた本です。<BR>子供にも楽しめるのではないかな、というぐらいに読み易く書かれていて、<BR>アーサー王伝説について、基本的な知識を得ることもできますし、また<BR>物語としても大変面白く読めます。<BR>もともとの「アーサー王の死」は膨大な量にのぼるので、全てが網羅されて<P>いるとはいえませんが、押さえるべきところはしっかり盛り込まれていま<BR>す。<BR>冒険物語などが好きな方にぴったりの物語です。
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