私は感動しました。 <BR>とくに、竹田氏が、<哲学はこういうことを問題にしていたのか <BR>>と開眼するとこ ろ。そして、現象学が、<物自体>の認識に関する問題というより<確信の成立根拠>を問題にしているのだ!という実にワカリヤスイところ。「これまでの哲学の解説はわざと難しくしているようでどこかず るいと思わせる。」という箇所はおもわず拍手。 <P>氏が、(おそらく)哲学会にへんなしがらみがないところがこういう <BR>言い方を遠慮なくできる理由であろう。いままでの日本の哲学の権威者の責任は重い!彼ら(の一部)は、氏が言うように大事なことなのにわざと難しくしていたのでは?
初期ギリシャ哲学から始まり、<BR>哲学は何を問題にしているのか、<BR>という本流から脱線することなく<BR>現代哲学まで運んでくれましたので、<BR>頭を悩ます事なく読み理解することができました。<P>私は哲学の大まかな歴史が知りたいと思って購入し、<BR>その点にも満足できましたが、<BR>本書の特徴は簡潔にまとめられた哲学の歴史ともう1つ、<BR>作者の体験談に交えて、<P>社会と自分の関わり方の1つの形を<BR>教えてくれる事にあると思います。<P>ですので、哲学に興味の有る方以外にも、<BR>就職を考える学生さん、<BR>社会人になって間もない方などにもお勧めです。
まだ一章までしか読み終えてませんが、作者さんの、哲学に持っていたイメージや読もうとした動機など自分にもカブっていたところが多く、かなり同感して読み進めることが出来ました。<BR>自分も、フッサールの説く現象学的視点に共感です!この本を読んでから、世界に対する視野が広がったような感じがします^^;<P>哲学というとても魅力的な世界に一歩足を踏み入れられそうです。<BR>哲学の事何も知らなかった私でも1から入り込むことが出来、素晴らしい完成度な本だと思いました。