己を信ずるには、それを裏付ける「練習量」が必要である。<P>それでも、不安感は拭い切れない。<P>誰もが不安を抱えて試合に挑んでいる。<P>己が抱える、不安に打ち勝ってこそ、「己に勝つ」事である。<P>「辛い・・・しんどい・・・」と思った時、ココ一番の踏ん張り!<P>順位が全てでは無い。<P>己に勝てたか?否か?それが一番重要だ。
「スポーツマンのための」というよりは「何かに熱中する人のための」本ですね。<BR>著者の知識と経験から、とても説得力のある本だと感じました。<BR>僕もプロスポーツマンのはしくれとして、<BR>なんとなーく日々感じていたことを<BR>文字というツールと使って見事に表現してくれました。<P>印象に残っているのは「演じる自分」について。<P>超一流は試合中、ずっと「こうあるべき自分」を演じている。<BR>それはまさに女優・俳優の世界。確かにそうだな。<BR>イチローしかり、松井しかり。<BR>一方で天才達は「本当の自分」と「演じる自分」<BR>の狭間で苦しむことも多いんだって。<BR>んー、分かる気がするぞ。<P>読み方について一つアドバイス。<BR>非常に真面目な本で同じことを繰り返してるとこも多々ある。<P>なので!!こっちも最初から最後まで真面目に読んでしまうと<BR>疲れるし、何がが自分にとって印象的だったかわからず終わってしまう可能性がある。<BR>自分の意見や感覚に本当にマッチするものだけを拾い上げて読むことをオススメします。
著者の数ある精神強化本の中でも、本書は、スポーツをする人向けに書かれた物である。 しかし、これをスポーツをする人だけのものにしておくのは、もったいない。<P> 本書の最も興味深いのが精神ストレスにレベルをつけている点である。そして、自分が何らかの壁にぶつかったとき、どのような精神ストレスをかかえるかで、自分の精神的タフネスがわかる。そして、「そのストレスに対処するには、どうしたら良いか」ということを考える材料を本書は提供してくれる。<P> 過去にスポーツに熱中したことのある人なら、一般的な精神強化本よりも本書の方が分かりやすいのではないか? と、私は思います。 また、スポーツをしている人はもちろんのことですが、自分の家族や恋人がスポーツをしている人にも、是非よんでいただきたいです。