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| 旅はゲストルーム―測って描いたホテルの部屋たち
(
浦 一也
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設計者の、ホテルを「プロ」の目で見たユニークなホテル紹介本です。ホテル好きにとって、どんな部屋に泊るか、どんなレイアウトか・・・はたまた、ベッドやバスタブのサイズまで気になる・・・そんな方にはとても興味深く読めると思います。また、ホテルの歴史、国等によりこれほど部屋の設計やレイアウトが違うのか・・・という、ホテルの部屋を通した「旅の文化」も感じる1冊。添えられた文章が旅のエピソードを交えたエッセイなので、ふとその部屋を舞台に起きたさりげない出来事や描写が、無機質なレイアウト図に色をそえてくれるのがうれしいですね。
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