私はまず最初に学科試験を突破して学科を免除になったため、どうしても猶予期間中に実技試験を押さえたかった、多くの教材が収録されていても学科と実技両方過去問の収録により実技の問題集が少なくなる傾向があり、また気象業務から発売されている過去問も単品であるケースが多くコスト的にも厳しかったが、本書は多くの回の過去門それも実技に的を絞った過去問だったのでかなり重宝した。解説は特別素晴らしい物でもなかったけど、収録問題集という点から価値があるものであった。収録年代は多少古いのが否定できないが、その収録されていない問題は他の問題集で補えばよいわけだし、コスト的には素晴らしい。<P>これだけ予報士試験も回数を重ねるとある程度の出題傾向というのが出てくるわけで、過去問研究と言うのは必須項目だと思う。全く同じ問題が出なくとも似たような思考経路を辿って導く問題が多いのである。やはり数をこなすも大切だろう。
気象予報士試験のための書籍は、過去問を中心としていくつかありますが、実技対策のためのものとしては、本書は、分量・内容ともに、とても貴重なものと言えます。<P>オーソドックスな問題について、例題を通じて学習することができます。過去問を解くことも重要ですが、こういった例題集での学習を交えながら過去問の勉強をする方がより効果が高いでしょう。気象予報士試験の実技試験対策を行うには、現時点では過去問を解く以外には難しいのが現状です。独学で合格を目指す方にとっては、本書の存在は貴重なものです。