コーチング・バイブル―人がよりよく生きるための新しいコミュニケーション手法 みんなこんな本を読んできた コーチング・バイブル―人がよりよく生きるための新しいコミュニケーション手法
 
 
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コーチング・バイブル―人がよりよく生きるための新しいコミュニケーション手法 ( ローラ ウィットワース フィル サンダール ヘンリー キムジーハウス Laura Whitworth Phil Sandahl Henry Kimsey‐House CTIジャパン )

 CTIコーチングの基礎コースを受講して、更に理解を深めたいと思っている時期にこの本が刊行されました。ジャスト・イン・タイムです。<BR>先ずはこの本のタイトルが的確、著者のお二人が「ちょっとおこがましいけれども、日本国内にコーチングを伝導するバイブルになってくれたら」と言われていたのが印象的です。<P> 内容については読み進むほどに、CTIコーチングの持つコーアクティブな人間愛が伝わってきて、「コーチングを学ぶならば、やはりCTIコーチングだ」との意を強くするものです。<BR> 先ずは感動した点を3点、<BR>1)コーチとクライアントとの関係をコーアクティブと言われる所以が余すところなく理解できます。<P>2)基礎的なスキルから応用まで各段階について、コーチの役割から!!!体的なやり取りまでを一つひとつ丁寧に解説してあり、読み進む毎に理解が深まってくる事が体感でき、楽しさが増してきます。<BR>3)最終ページに至って、コーチングを学ぶ事が単にコーチになるマインド・スキルを学ぶだけでなく、自分発見の旅に出ることだと分かります。<P> ただし、1回読み終えたら内容を完全に理解できるものではなく、2回目からは内容を書き出して、サマリー化していくことが是非とも必要な本です。<P> 更に求めるものは、「具体的なケーススタディに似たケース実践書」です。<BR> 

すごい本だな~っていうのが、正直な感想です。まさにバイブルなんですね。<P>この本には、コーアクティブ・コーチングを理解し、それを実際に活用するための理論やエクササイズ、それにツールまでが用意されています。まさに、コーアクティブ・コーチングに対する関係者の思いがてんこ盛り状態です。・・・、しかしこの本を手に取った読み手は何を思うのでしょうか?<P>私が読後も暫くこのレビューを躊躇したのと同じく、コーチングに対して興味を持ち始めたばかりの読者にとって、コーチングって難しいな~って印象を与えはしないかと。CTIのコーチング講座を受講していないのでわかりませんが、講座であれば、インタラクティブということで、質問しながらもついていけるけどって感じの読み手も多いのでは?と気になってしまいました。<P>この点を除けば、コーチングを実践する上で、十分一読の価値ある本であると思います。

これだけははっきり言える。この本は巷に溢れるコーチング本とは明らかに違う。一線を画すものである。巷に溢れる本とは、コーチングを何か言葉遣いのスキルのように教えているものである。まるで「相手を動かす」ためのもののようである。その中で、正しくバイブルと呼べる本なのである。コーチングの本質、体系的なコーチングの進め方について述べ、うまくまとまっている唯一の本なのである。「コーチングって何?」と興味を持った段階で、本書を手にとることを強くお薦めする。

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コーチング・バイブル―人がよりよく生きるための新しいコミュニケーション手法&nbsp;&nbsp;&nbsp;世界各国に拠点を置き、多数のプロのコーチを輩出しているアメリカのコーチ養成機関CTI。その創設者らが、長年蓄積したノウハウの集大成として、コーチングのモデルや技術、実践例などを本書にまとめている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;扱うのは「パーソナル・コーチング」分野における「コーアクティブ・コーチング」という手法。部下を指導する際のものではなく、コーチが個人(クライアント)の問題解決や目標達成を支援する場合を対象にしたもので、「双方が積極的に協力し合いながらコーチングを進めていく」という点を特徴としている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;クライアントが答えを持っていると信じること、クライアントの人生全体を取り扱うこと、クライアントが主題を決めること、クライアントと意図的な協働関係を築くこと、というコーチに必要な4つの基本的な考え方を提示しているほか、コーチが目指すべき目標をも提示している。それは、クライアントが「より生き生きとした(フルフィル)、よりバランスのとれた(バランス)、そしてより味わい深い(プロセス)人生を生きる」ことである。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;また具体的なコーチングの技術に関しては、「傾聴」「直感」「好奇心」「行動と学習」「自己管理」の5つと、それに付随する多数のスキルをあげている。クライアントの「声なき声」を聴き取ったり、「役立つ問い」を投げかけたり、自分のエゴやプライドを捨てて相手に向き合ったりといった高度なコミュニケーション技術がほとんどで、会話例やエクササイズからそれを学べるようになっている。よりよい人生とは何か、お互いを高めるコミュニケーションとは何かを考えさせてくれる1冊である。(棚上 勉)
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