初心者にはお勧めです。<BR>何も知らないでいきなり香港の銀行の窓口で口座開設拒否された自分としては、この本の存在を知っていたらと思います。<BR>外国の銀行とやらに口座を開いてみたいんだけど、どういう風にしたらいいのか、その概略だけでも十分わかると思います。あとは度胸とお金が少し必要となります。
はっきり言ってこの本を読まなきゃ香港の銀行口座も開けないような人が、この本を読んで海外投資を始めようなんて考えないだろう。海外投資を真剣に考えている人は、こんな本読まなくても銀行口座ぐらい開ける。<P>香港勤務が決まり書店で香港関係の本を手当たり次第買った中に一冊まぎれていたこの本。どう見ても『地球の歩き方』に毛が生えた程度です。じっさい『地球の...』風の囲みコラムの中の記事(「昼飯の食い方」だの「地下鉄の乗り方」だの)のほうがよっぽど面白かったりする。<P>もっと鋭くかつ深く海外投資を日本の投資家に啓蒙する書が現れてほしい。MOFとFSAの(狭くなるばかりの)手のひらの上のみで金斗雲飛ばしていてもしょうがないんですから、もう本当に...
この本ではHSBC香港とシティバンク香港について詳しく書かれ、<BR>本としてはよくできていると思います。<P>ただ、これを書いたAIC(海外投資を楽しむ会)はシティバンク香港の紹介を業務としているため、HSBC香港に不利なというか、間違った記述がなされています。例えば、HSBCでは日本人は株の(香港株・中国株)の売買はできないとか、ファンドを買うためには香港に<P>行かなければならないなど間違った記述がなされていますが、間違いです。株の売買もファンドの売買もインターネットでできます。<BR>こういう致命的な間違いがあると、本の信憑性が疑われます。<BR>本としては十分読みがいがあるのですが、どこまで信じていいものか?