現在7ヵ月半の娘が4ヵ月半の頃からほぼ毎日欠かさず読んであげています。「いないいないばあ」「いいおかお」の二冊も持っているのですが、この「もうねんね」は初めて読んだ瞬間から食いつきがまるで違いました。眠くてぐずっている時でも、表紙の犬の絵を見た途端、ぴたりと止まるほどこの本が大好きなのです。「ワン」「ニャン」「ピヨピヨ」など、動物の鳴き声が本文に織り込まれていて、全体の調子が実に心地良いのがその理由でしょう。読んでやる親の私も、「ねむたいよう」の繰り返しに、ついついあくびが出てしまうほどです。こっくり、こっくり...といった感じで眠気を誘うリズミカルな文章は、さすが松谷みよ子さんならでは、と感心させられます。赤ちゃん用の絵本は多々ありますが、ここまで連日の読み聞かせに堪えうる本は、「もうねんね」を置いて他にないのではないでしょうか。寝る前の一冊を決めかねている方に、ぜひおすすめしたいと思います。
寝つきの悪い息子が、本を読み始めた途端に目を擦りだす、不思議な本。あっぱれ、です。<P>もともと同シリーズの「いいおかお」が大好きで、以前からこのシリーズになじんでいるからかも知れません。有名な他の絵本では全然寝つきませんでしたから、寝る際に読んであげる本をお探しのお母様は、何冊か読み比べて反応を見てみると良いと思いますよ。
子供が早く寝てくれなくて困っているときはこの本の出番です.犬や猫など動物たちや「ももちゃん」が眠るのを見ているうちに,自分も眠くなってくるようです.文がとてもリズミカルで,読み聞かせていても楽しい本です.