おしいれのぼうけん みんなこんな本を読んできた おしいれのぼうけん
 
 
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おしいれのぼうけん ( 古田 足日 田畑 精一 )

お仕置きで入れられてしまった、真っ暗なこわーい押し入れ。その中に広がる世界とは? 3,4歳の時、保母さんにこの本を読んでもらってから、毎日お昼寝の時間は押し入れのとりあいになりました。冒険がいっぱい詰まったお話です。

 幼い頃に読んだのですが、押入れの奥に広がる異空間での子供たちの冒険があって、それこそRPG並かそれ以上にドキドキしたものです。<BR> 主人公の2人が、最後しっかり仲良くなる辺りも、大切な部分を押さえていてGOOD!<P> こういう冒険が出来ないものかと、弟と一緒に家の押入れから天井裏に上って遊んだものです。いわゆる「ごっこ遊び」もできる良作だと思います。

子供はどうして怖いもの、冒険ものがすきなんだろう?<BR>どんな子供でも惹きつけられるものがこの本にはぎっしり詰まっています。<BR>私自身子供の頃に読みました。<BR>そして今読み返してみると、大人だからか、「虐待?」とピリピリしている今を考えさせられるような出来事がかなり出てきます。<P>しかし、子供はその中にもこんな冒険を見出しているのか!と思うと、今の教育もどうしたものか…?と考えさせられました。<BR>この本を時を越えて、今尚求めている子供がいる、ということは、どう言うことなのかしら…、と。

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おしいれのぼうけん&nbsp;&nbsp;&nbsp;さくら保育園では、何度注意されても言うことを聞かない子は真っ暗なおしいれに入れられて、あやまるまで出してはもらえない。おしいれの奥に広がる夜の街で、不気味な「ねずみばあさん」と遭遇したさとしとあきら。「さとちゃん,てを つなごう」。お互いの手のぬくもりに勇気をもらって、ふたりの大冒険が始まった。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;子どもだけでなく、成長する大人の姿もきちんと描かれているのが本書の魅力のひとつ。さとしとあきらがおしいれのなかで戦っている間に、おしおきをしてしまった先生も心のなかで自分と戦い続け、最後にきちんと答えを見つけている。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;友情について、しつけについて、多くのことを考えさせられる絵本である。だが、まずは「おしいれ」というこわくて不思議な空間と日常に潜む冒険の世界を、わくわくしながら楽しみたい。絵は、基本的に鉛筆だけで描かれている。その白と黒の世界に、ほんの少しのカラーページが差し挟まれ、暗闇に幻想的な光が射す瞬間が美しく効果的に表現されている。(門倉紫麻)
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