そうべえ ごくらくへゆく みんなこんな本を読んできた そうべえ ごくらくへゆく
 
 
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そうべえ ごくらくへゆく ( たじま ゆきひこ )

息子が、幼稚園の図書室から借りてきて、親子で大笑い。テンポの良い関西弁が、読み聞かせる楽しさを感じさせてくれました。幼稚園時代にはまった本№1として、シリーズで購入しました。

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そうべえ ごくらくへゆく&nbsp;&nbsp;&nbsp;地獄も極楽も、歌って踊れば、万事めでたし。『じごくのそうべえ』の姉妹編。「ごおおお」と吹いてきた風に飛ばされ、軽業師のそうべえは、またもあの世へ行き、今度は地獄と隣り合わせの極楽へ。前作、『じごくのそうべえ』につづき、同行は、歯ぬき師のしかい、医者のちくあん、山伏のふっかい。ピンチにみまわれても、このご一行、肝をすえて切り抜け、またまたてんやわんやの大騒動。しまいには、閻魔さんも、赤鬼青鬼も、阿弥陀さんも、極楽の花の酒を飲み、みんなごちゃごちゃに踊りくるって盛りあがる。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;田島征彦ならではの染色技法で表現した、極楽の美しさが秀逸。何より、曼陀羅のように、地獄も極楽も混然一体となった破天荒なおかしさが、この絵本の魅力だ。きれいなものも、汚いものも、強いものも、弱いものも、すべて隣り合わせ、みんな一緒。あの世もそうなら、この世も同じ。えらそうなことを言ってる人も、言われている人も、笑って踊れば、万事、めでたし、めでたし。子どもも大人も爆笑するのは、このしたたかさ、たくましさだろう。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;第3作、『そうべえ まっくろけのけ』では、そうべえはん御一行は、うさぎ男に連れられ、お月さまのもとへ。天の川を綱で渡り、暗黒星雲をやっつけ、手に手をとりあって難題を乗り越える。大騒ぎも、あの世から宇宙までと、スケールがますます大きくなっている。(平山イソラ)
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