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| ツナギ売買の実践
(
林 輝太郎
)
現在は10年前と比べて投資環境が大きく変化しているため、10年以上前の<BR>本には余り興味はわかないと思う。しかし、投資で儲けるための本質的な部分<BR>というのは共通であって、時代の変遷によって変化する様なものではない。<BR>株式投資の4つの奥義とされるツナギ、うねり取り、鞘取り、日歩稼ぎのなかで<BR>本書はツナギについて解説したおそらく初めての本である。<BR><BR>ツナギ売りは簡単に言うと以下の通り。<BR>1:新日鐵を1000株買った。<BR>2:株価が下がりそうなので1000株空売りした。<BR>3:株価が下がったので空売りした1000株を決済した。<BR>4:その結果、初めの1000株のコストダウンができた。<BR><BR>こう書くと「なぜ買った1000株を決済しないで、わざわざ空売りするのですか?」<BR>という質問が出るだろう。当然の質問だと思う。林さんはここの部分には<BR>余り触れていないが、私が考えるに以下の理由があるのだと思う。<BR>1:ツナギをしていると売買に連続性が出るため、空売りしてポジゼロになった<BR>にもかかわらず値動きを追っていくことができる。<BR>2:普通の人はCP余らせたままにしないで、別の株買っちゃうでしょ?<BR>下げ相場にもかかわらずにね。そしていつか塩漬けになる。<BR><BR>かなりくどい本なので、初めて読むと何かいているのか分からないかも<BR>しれません。でも何回か読んでいくと、とても良い本だとわかってきます。
ツナギ売買、とは聞き慣れない言葉だが プロの相場師がごく日常的に使用している手法である。 この手法を、素人にもわかりやすく解説した有意義な本である。
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