日本人が日本市場向けにかいた、短期売買のバイブルになりうるほんです。「仕掛けの手順」「利食い」「損切り」などの項目にわけ、実践的に、日本市場の場合を考え、詳しく書いてあります。洋書・翻訳は読んだけど日本市場にはまったく当てはまらないなあ...など、外国の類書に不満があった方、ぜひ読んでみてください。
私が購入した他のテクニカル分析本とこの本は下記の違いがありました。<P>(1)ローソク足のパターンだけでなく、出来高との組み合わせの有用性や底値、高値の判定法を具体的に書いています。<BR>(2)短期売買での銘柄選択法や買い、売りのタイミングについて具体的なガイドラインを記述してあります。<P>(3)この本で紹介されている方法を実践するための株式情報が筆者のホームページに日々更新、公開されています。<P>この本の内容は長期に有望株を保持しようとするひとにはあまり有用でないかもしれませんが、現在のように日々株価が大きく変動する中で売買を行うひとには参考になると思います。
入門書で一通り学んだ初心者が次に読むのに最適。正しい株式投資とは何かを理論や技術面だけでなく、実践における心構えにまで言及されておりまさにノートとして身近に置いて活用したい。