dmに活用できるかなといった不純な気持ちで購入したのですが、<BR>やっぱり飛び出す絵本というのは、心を子供に戻す魔力があるのか<BR>売り上げや利益などといった考えはどこ吹く風。<P>コストパフォーマンスの高い本。
本書は、ポップアップ=「飛び出す絵本」で使われているテクニックを解説した、実用書です。しかし、ただ説明しているのではなく、一つ一つのテクニックを例示した実物をたくさん並べてあるという不思議な本になっています。大型の絵本の中に、何十もの小さな「飛び出す絵本」が張り付いているのです。<P>それぞれの説明用の仕掛けは、絵がなくて真っ白い解説用のものですが、簡単なものからだんだん凝ったものに進化し、順番にいじっているだけで楽しくなります。<BR>今はパソコンとカラープリンターで、簡単に美しいグラフィックスが作れますから、これらのテクニックを使って、オリジナルの絵本やグリーティング・カードを作ってみるといいと思います。
9-12歳児が対象の本のように見えますが、なかなか奥は深い。ペーパークラフトに興味のある者にはいろいろな仕掛けの実物が見られて、これからさらに発展していろいろなアイデアも生まれる...と書くと格調高いようだけれど、実はこの本を結構年配の男の方へのクリスマスプレゼントにしたのだけれど、かなり喜んでもらえました。男の子はいつまでたっても男の子としての興味は同じなんだなあと思いました。あらゆる世代の男性に○かも。