ケーススタディは私にとって新鮮だった。経理をしているが、<BR>確かに作成は専門家だが使う方はからっきしである。財務諸表から<BR>会社・経営者の意思・様子がうかがえるようになりたいものである。<BR>もっとケースをこなしてもっと経営の疑似体験をしたいと思うように<BR>なった。<BR>ただ、6,7章辺りからこの本の特徴が薄まってきたように思える。<P>ケースの深い洞察から一般論の展開になってしまっている。<BR>この手の本にありがちな最初はいいが後半の方はダレてしまう展開である。<BR>その点だけが不満である。<BR>この本が面白いと思った方は、経理・財務についてはあまり書かれて<BR>いませんが、一連の三枝匡氏の著作も面白いと感じるのではないでしょうか。<BR>非常にエキサイティングです。
会計嫌いの方にこそお勧めします。<P>説明は、こと細かな部分を出来る限り除き、レントゲン写真を見て病巣を当てる医者の感覚で、財務諸表をザーっと見て、どこを見ていくとどういう問題が見えてくる、という、言ってみれば右脳的な財務諸表の読み方を説いている本です。<P>また、ケース問題が随所に散りばめられており、この問題の難易度が適度でかつ、経理のための経理ではなく、経営のための経理、という視点で作られているため、非常に参考になりました。<P>特に、ケース問題の2番目は秀逸で、繰り返しやってみる価値があるように思います。<P>余談ながら、この本を読まれて有益だったと思われた方には、「人事屋が書いた経理の本」(ソーテック社)をお勧めします。<BR>損益分岐点分析に関しては、こちらの方が説明が分かりやすく、またより経営戦略的志向が強い様に思います。<P>私は実務で財務分析をしますが、損益分岐点分析をザッとやってしまうときには、こちらの「人事屋が~」で紹介されている方法論を用いています。<BR>バランスシートの見方についても、基本的に同じ立場を取っているため、両方読むと理解に深みが出ると思います。
良いMBAアカウンティングの本が見つからず探していたところ、アマゾンで評価が高かったので買ってみました。暮れから正月にかけて集中的に読みましたが、目からうろことはこの本のことですね。必要最低限の内容ですが、非常にわかりやすく、説明も丁寧で、以外に速く読めました。MBAを取ろうとしてる人にもおすすめです。