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| 証券投資論
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榊原 茂樹
日本証券アナリスト協会
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関連書の中では、品格力量を兼ね備えた横綱のような存在。いきなり読み込むよりかは、参考書または辞書的に用いるのが賢明か。それにしても値段が高過ぎ! 証券アナリスト試験では基本テキストにも指定されているだけあり、関係業務に従事している人は皆読んでいると言っても過言ではないと思います。<BR>ボリュームもあり初めは難しく感じると思いますが、興味のあるところから読み始めれば問題ありません。アセットマネジメント業界の人は会社のデスクに置いておいて参考書的に使うのもいいです。 NPVや投資収益率などファイナンスの初歩の解説から始まり、モダンポートフォリオ理論、CAPM、デリバティブ、債券投資、株式投資など幅広い分野をカバーしている。この本が無くても証券アナリスト試験に合格できるであろうが、証券アナリストを名乗るならこの本に書かれているレベルは最低知っておきたい。
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