経営者として人事に関して理解しておくべき本質論が語られている。<BR>細かな制度やテクノロジーに偏重することなく、「人事管理の本質とは何か」<BR>が平易に記述されている。経営者として人事問題に対峙する軸がつかめる素晴らしい書籍。<BR>著者の洞察力と論理構築力に敬服する。<BR>本当に参考になった。
最近のHRに関する書籍は『コンピテンシーモデル』や『成果主義』といった、ある特定の分野に特化したものは多く出版されていますが、人事分野の全体を俯瞰した書籍はあまり書店では見かけませんでした。<P>これに対して、この本は人事全般をバランス良くカバーしており、人事管理の全体感をつかむのに最適だと思います。<P>人事管理に関する導入としてのみならず、今まで蓄積した人事に関する知識を改めて体系的に整理するのにも便利な一冊です。
人事管理に関するトピックを広く網羅している本を探すと、時代に取り残された役立たないものも少なくないと思うが、本書は違う。時代の変化を反映し、現在企業の人事管理を巡って注目されている話題にも触れている上、もちろん採用・異動・教育・評価・報酬・労使管理など欠かせないテーマを網羅している。<P>人事に直接関係しない立場の人でも、企業に勤めるならば非常に関心をもって読める内容だ。自身のキャリアを見つめなおす意味でも、一読をお勧めする。