本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 みんなこんな本を読んできた 本田宗一郎夢を力に―私の履歴書
 
 
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本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 ( 本田 宗一郎 )

自分自身四輪・二輪とも大好きですが、ホンダって世界的にみても実用とスポーティーさの両方で成功を収め続けている希な会社だと思います。<P>一つのメーカーで二輪GPと四輪F1の頂点を極めているところなんて無いし、普通?であれば(外国のスポーツカー専業メーカーに象徴される)高級路線でいきそうなところを、しっかりした実用車も作り続けている(しっかりヒットさせて傑作と呼ばれている)。しかも本田宗一郎と藤澤武夫のペアがユーザーに対し、しっかりとホンダっていう会社の良い固定イメージをつくってしまっていますよね。<P>改めてこの本を読んでみて、ホンダって一つのジャンルに拘らず時代に合わせて柔軟に対応している会社だ(ったんだ?)なあって感じます。<BR>まさに大小問わず今経営者に必要とされていることをとっくの昔に実現しているのです。凄すぎますね。<P>無学歴の人たち(とは限りませんが)が現代社会の礎をつくってくれたと私は考えますが、その中でかなり突出した本田宗一郎という人物の生き様には、現代の人たちも学ぶことがたくさんあると思います。<BR>「いつも未来のことばかり考えていて、思い出話などしたことがない」なんていってる人ような人がいまどれくらいいるのでしょう?<P>これらの本を読んで「ホンダ」ファンになったひと、また予備軍がこれからも増え続けると思いますが、一ファンとして本田宗一郎の創業スピリットを感じる商品を「ホンダ」には期待し続けますよ。(それって関係ないか...)<P>追伸~この本表紙がとってもカッコイイですよ!

日本の偉大な経営者として誰も知っている本田宗一郎という<BR>人物の持つパワーの源である2つの要素がエピソード毎に<BR>伝わってきて、本当に感動させられました。<BR>その2つとは・・・・<P>1、ポジティブ思考<BR>世間的にはどう考えてもマイナスの大事件が本田宗一郎さんに<BR>かかると「関東大震災さまさまだった」とまるで何もなかった<BR>かのように語られる。<P>2、Must思考<BR>やると決めたらトコトンまでやる。<BR>(それで問題になることもありますが・・・)<BR>でも、引き際が潔く男として人間として尊敬できる。<P>そして、その本田宗一郎を支えた藤澤さんのエピソードも<BR>男としてグッとくるものがあります。<BR>これを知らずに経営者と呼べるかという本でしたよ。

 本当の大物ってやっぱり仕事に信念を持っているし、仕事が好きなんだ!って感じた。それは本の表紙でもわかる。大好きなF1の車に嬉しそうにもたれている本田さんがいる。少年時代に憧れの車が近所を走った時に、それを追いかけて、車がこぼした油を興味深く匂っていた少年時代の気持ちを生涯忘れず、一生涯技術屋であった本田宗一郎だと感じた(本田さんは有名な技術者でした。)。また自分のやんちゃな頃もあっけらかんと語っていて、根が正直者で世間・マスコミなんて気にせずに「自分のために頑張っている」「自分のために頑張れ」と堂々と語っていた。引き際も見事なもので、本当にかっこいい人だと感じたし、少年の心を持った大物が世の中を素直に斬る本田語録は非常にためになります。この本を!るとホンダに就職したくなります。笑

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本田宗一郎夢を力に―私の履歴書&nbsp;&nbsp;&nbsp;本田は「私の履歴書」でこう述べている。「私がやった仕事で本当に成功したものは、全体のわずか1%にすぎないということも言っておきたい。99%は失敗の連続であった。そしてその実を結んだ1%の成功が現在の私である」 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;自動車修理工から身を起こし、一代で巨大自動車メーカーを築き上げ、「HONDA」ブランドを世界にとどろかせた希有の成功が1%でしかないならば、残りの99%はなんなのか。本田の言葉をたどると、失敗した99%にこそ、たぐい稀な人間ドラマが見つけられる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書は本田が56歳のときに連載した「私の履歴書」と、1962~1991年の足取りをまとめた編著者による「履歴書その後」、さらに「本田宗一郎語録」の3部構成で描きだしている。外国から体中に部品を巻き付けて強引に飛行機に乗り込んだり、四輪自動車への進出を規制する官僚にたて突いたりといった破天荒なエピソードに満ちあふれている。モノづくりへの情熱や創意工夫、物まねを嫌い独創に賭ける精神、ヒューマニズム、そして天才技術者としての側面など、本田の原点もここに感じ取れる。また、強烈な成功体験をもつ創業者の世代交代問題などのテーマも取り上げられている。スーパーカブやN360などの開発経緯は、ホンダのマシン愛好家にとって見逃せないところだ。この本田の壮大な生涯は、不景気に萎縮するビジネスマインドへの大きな刺激となるだろう。(棚上 勉)
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