今から"学習する組織"を学ぶのであれば、本書を読むことをお勧めします。本書は、実践者向けに構成された"テキスト"であり、学習する組織に必要な５つの能力について著者が最初に書いた「最強組織の法則」(絶版)よりも、丁寧に解説しています。また関連する技法、参考文献も示されており学習を深めることができます。装丁やレイアウトも"テキスト";で、二色刷、書き込める広い余白、読みやすい行間で読みやすいと思います。著者も本書の冒頭で、まず本書を読み、理論は「最強組織の法則」を勧めているとのことです。
～職場やコミュニティで直面した課題にはひとりでは立ち向かえない。なるべく協力者を集めて目標や手順を考慮しながら入念に検討する必要がある。<BR>～～<BR>こんなことを考えながら、日頃から思案していたときにこの本に出会った。この本を読んで納得できたのは、まず個人から始まる点である。自らを経営者やリーダーに仕立て上げて上意下達の手順を抵抗なく受け入れさせるような非現実的で役に立たないビジネス書とはレベルが異なる。<BR>～～<BR>内容はかなり具体的なので、実際に取り組むべき課題がありそれに取り組むチームがあるような状況で読むのが一番役に立つと思う。スローガンを覚えて訓示をたれるような目的では読むべきではない。<P>だから、役に立つ。グループワークの手順やアイデアも具体的で!わかりやすい。～
