こんな韓国人が居るのか!!という衝撃を受けました。<P>ここ最近ではデジタル家電景気に乗っている家電業界ですが、サムスン(イゴンヒ氏)が実現した変化は日本の製造業が見習うべき点が多いと思います。ソニーの出井会長も「また、同社が抱える諸問題は韓国のサムスン電子などの企業が過去に直面した問題と同じであり、われわれは対処方法を知っている」と最近、発言していたみたいです。<P>日本で生活をしていると、サムスンの凄さ、サムスンが日本にとってどれだけ脅威か?という点を感じることが出来ませんが、この一冊を読むと、その点が理解できます。<BR>製造業(特に電器系メーカー)で働く方にはお勧めの一冊です。
<BR>今の時代を圧勝する大企業は、そこまでやっているのか。<P> ・S級研究員の年棒は、同じ役職の従業員の3倍。<BR> ・全社員 7時~16時勤務の徹底。<BR> ・国籍を問わず世界から今すぐ優秀人材を集めよ、<BR> 特に東ヨーロッパの基礎科学者をゲットせよ。<BR> ・妻と子供以外はすべてを変えよ。
世界に通用する企業にする為に、我々の想像を絶する危機感を常に維持し続ける経営者の生き様がわかる書籍である。最後の人材の事が多く語られている。私も強い企業の研究をしているが、共通点がある。その一つに「人材こそ資産」がある。サムスンも例外なく、この課題の取り組みを徹底している。<P>また、創業者、第二創業者の履歴書風な部分もあり、意外な人間的側面も読める書籍である。