世界の建築まるごと事典―世界遺産から超高層ビルまで100の読み方、楽しみ方 みんなこんな本を読んできた 世界の建築まるごと事典―世界遺産から超高層ビルまで100の読み方、楽しみ方
 
 
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世界の建築まるごと事典―世界遺産から超高層ビルまで100の読み方、楽しみ方 ( 茶谷 正洋 )

「建築」という分野に興味を持ち始めた方に特にお勧めしたい、「建築入門書」というべき内容の一冊です。<P>ギザのピラミッド、ヴェルサイユ宮殿、エンパイア・ステート・ビルといった古今東西の有名建築物を単に取り上げているだけでなく、「城」「家屋」「高層建築」といったジャンルごとにまとめられているので、各ジャンルの時代ごと、あるいは設計した建築家ごとの特徴を比較しやすいのが本書の特徴です。また、パラディオ、ル・コルビュジエ、丹下健三、安藤忠雄などの著名建築家の足跡について簡単な紹介がなされていることも、建築に対する理解を深める一助となるでしょう。書籍全体を通して、専門用語は最低限に抑えられており、また必要な注釈・解説は入っているので、予備知識がなくとも肩肘張らずに読めるはずです。<P>911テロで崩壊したワールドトレードセンタービルなどは別にして、ほとんどは訪問可能な建築物ですので、旅行前の予習に活用したり、あるいはかつて訪れた建築物の意外な裏側に触れたりすれば、より一層本書を楽しむことができるのは間違いないでしょう。

「折紙建築」でも有名な著者が実際に見た建築物の中からとりわけ面白いもの100件について、写真と文章で紹介した本です。<P>この手の本ではどれだけ客観的に面白い物を選んでいるかが1つのポイントになりますが、まず建築物を神殿・宮殿・塔・家・現代建築等、6つに分けた上で選んでいますので、時代・地域がバラエティに富んでおり、世界の代表的な建築物はほぼ網羅されています。文章は、冒頭で「誰にでもわかるように」と書いてある通り、私のような建築素人にもわかりやすくなっています。また、著者が訪ねた時の印象が書いてあり、ガイドブック的にも使えます。さらに建築様式等については、別章を設けて説明してあり、建築史の概要までわかるようになっています。残念なのは、写真がモノクロなことですが、これは実際に訪ねた時のお楽しみにします。<BR>非常にわかりやすい内容で楽しめましたので、星は5つです。

「折り紙建築」でも有名な著者が選んだ世界の名建築物100件を写真と文章で紹介した本です。この類の本では、どれだけ面白い物を集めているかがキーポイントになりますが、建築物を「ピラミッド状の物」「神殿・教会」「宮殿・城」「橋・塔・門・像」「家」「現代建築」に分けて選んでいるので、時代・地域がバラエティに富んでおり、世界の代表的な建築物はほとんど網羅されています。また、文章も私のような素人にもわかる説明にするとともに、建築様式等については、別ページにトピックス的にまとめてあり、建築史概要までわかるようになっています。残念なのは巻頭を除き、写真がモノクロだったことですが、それは実際に見る時のお楽しみということで、建築の面白さが伝わってきたので、星は5つにしま!!!。

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