この本は、通常の六星占術で扱う12年サイクルの運気ではなく、10年ごとに<BR>移り変わる「宿命運」(大運とも呼ばれる)について説明した本である。<BR>ただし、これは一般向けの入門書であって、占いのプロ向けの書籍ほど詳しく<BR>込み入った説明はない。<BR>大運については、今まではプロ向けの四柱推命や算命学のテキストを読むしか<BR>なかったので、一般向けにわかりやすくという意図で書かれているのは画期的である。<BR>また、六星占術を知らない人でも読める構成になっているので、六星占術に懐疑的な<BR>人にも一応おすすめできる。<P>マイナス点は、「あなたを崩壊させる」という宣伝文句が本文とは微妙に違うこと<BR>(失敗すると悲惨な結末になるが、逆に大成功をつかむこともできる、というのが<BR>本文の主張)と、用語が他の流派と大きく異なっていること。他の流派には<BR>「宿命天中殺」という用語があるが、これと「宿命大殺界」は全く別物である。
六星占術は何星人だけかなと思っていたらそれだけではなかった。十年周期でいろいろな星回りに影響されていく。そして怖いのは、宿命大殺界どう過ごすかはこれを読めばよくわかる。当たっていることも多く六星占術をより深く知る為の本である。その年年の生き方、何を気をつければいいかという事がわかる一冊です。私は宿命大殺界が70過ぎてからだから少し安心?
この本は「宿命」という言葉に妙に惹きつけられ、購入した。<BR>6星占術でも、殺界はあるが、この本での宿命大殺界は、それらとは赴きも、規模も異なる。<BR>自分の人生の20年の内、宿命大殺界があれば大変。(生存中無い人もいる)<P>宿命大殺界中、選択が正しければ、実力以上の幸運が舞い込むが、本書で示された生き方に反したり、選択を間違えると、その悲惨さも並みじゃないというから恐ろしい。(あ、でも何事も無い人もいるって)失礼ながら世間でいう、成功者の方を勝手に個人的に調べた所、6割近い方がホントにこの宿命大殺界中の成功者だった。・・・ヒエー。(でも10人程度ね)本書でも取り上げられているが、イチロー選手もそのひとり。あと10年は向こうで成功するそうだ。著者である細さんも大殺界中に6星占術の本を書き、ギネスにも載るベストセラーになったそう。しかし大殺界中に得た莫大な報酬は、なるべく還元するようにと説く細木さんなのだが、彼女、テレビで見る限りではとても還元してるように見えないんだがなあ・・・。星5つじゃ無いのは、命式表の書き方の説明が下手なのと、構成がゴチャゴチャしてて混乱する事。でも、個人的に6星占術よりは当たってると思う。・・・実は私、1年前から、この大殺界に突入してて。気になるったら、ありゃしない。(笑)示された生き方は、私の長年の夢を示している分、この本は無視出来なかったのであった。私のように、成功したいと野心を抱く方は十分利用出来るかもしれませんぞ。まあ、野心が無くとも。この本を手にする事で、より良い人!の舵取りが出来ると良いね、と祈りつつ。本書をおすすめします。