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| 木の家に住むことを勉強する本
(
「木の家」プロジェクト
)
タイトルに誘われて読みました。<BR>私も建築に携わる一人として大変勉強になりました。<BR>専門書では有りません。<BR>是非、一般の方々に読んでいただきたい、知って欲しいと思います。<BR>私自身、今の家造りに疑問を持っています。<BR>自然に挑み、自然を征服するのではなく自然と共に生きていく。<BR>当たり前の事です。<BR>私は「自然住宅」という言葉を良く用いますが正にこの本は自然住宅という言葉がピッタリだと思います。<BR>多くの方々が目を通される事を希望します。
とにかく見やすく読みやすい.ほとんど全ページに掲載されている写真やイラストそして懇切丁寧な説明が、木の家に対するずぶの素人である私にも木がどれほど人間の生活に必要なものかを実感させてくれる.今、「日本の木が危ない!」森の木とともに生きてきた日本の人々に、この本を通して「木の家」復興を呼びかける人々の熱い思いが伝わってくるようだ.
木の家に住むことを勉強する本
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| 国土の3分の2も森林で覆われているこの国の人々が、木の家に住むことを勉強しなければならないのはちょっと皮肉な気もするが、なぜそうした現状に至ったのかをも再認識させられる1冊。 <p> 森の意味、森づくり、森で生きる人などのマクロな視点。木の図鑑、木材の科学などのミクロな視点。そして、その木を相手に仕事をする建築家や棟梁の仕事ぶり。肝心の木の家の実例も含め、全体が丁寧な取材と詳細データにより構成され、木と家に関心を寄せる人がいつも手元におきたい本に仕上がっている。ページをめくるだけでぬくもりが感じられる写真やイラストをふんだんに使いながらも、この種の本によくありがちな絵に描いた餅にとどまらないのは、自然科学や社会科学の視点によるおさえがあるからだろう。 <p> だから、「木」と「家づくり」を学ぶうちに、地球の環境や日本の文化についても考えさせられる。付録とはいえ200語あまりの木造住宅用語辞典ひとつとっても、日本人のものづくりに対するこだわりと知恵を伝えるのに十分だろう。家は買うものではなく建てるものであることを、声高にではなく説く考え方に共感する読者も多いはずだ。銘木にさえこだわらなければ、木の家が決して高値の花ではないようである。 <p> 同じ農文協から出されている『近くの山の木で家をつくる運動』、自然住宅をつくる人と住む人の両面から取材構成した『街中が森になるといいな』(北斗出版)なども参考に。(土肥 菜) |
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