こちらの著者の『フラ語動詞、こんなにわかっていいかしら?』とあわせての購入をお勧めします。<BR>一番最初にセットで買って、しばらく勉強を続けて行きます。その間にどの辞書が自分に合っているのか<BR>情報収集をするんです。<BR>そして辞書を買う、この手順を踏むことをお勧めします。<P>この著者の学習法ならフランス語の勉強で挫折することは考えにくいのですが、やはり<BR>挫折する可能性も無きにしも非ずです。<BR>何しろフランス語は動詞の変化が非常に難しく、名詞も男性名詞、女性名詞、中性名詞とあり<BR>(これはスペイン語、ドイツ語もあります)、これは日本語には無いものですので最初はとても戸惑うと思います。<P>この戸惑いを解消してくれる解説が載っています。そして軽快な話し言葉で学習が進められていきますので<BR>気がついたら何課か読み進めてしまってフランス語の知識が付いている、そんな感じの本です。<BR>この本で物足りなくなったら難解なフランス語の学習書にいかれてはいかがでしょうか?
語学の文法の本は、独力で勉強しようとした場合最後まで読み進める前に投げ出されてしまうこともある。<P>しかし、この本は単語を最小限に抑え、途中で単語が分からずにいらついたり、やる気をなくしたりしないように配慮されている。「フラ語動詞、こんなにわかっていいかしら」にも見られるように、初めて出てきた単語や、文章には、その下に読み方がカタカナでふってある。<P>項目も細かく分かれていて、それぞれの導入部分が身近な内容で面白い。例えば、「温泉つれてってね」「私だけを愛して」などの普段使うような会話から命令形を導入している。<P>練習問題や、疑問を解決するコーナーもついていて、自力で読み進めることができる。学校などで授業をとっている人にとっては、予習・復習もできる。<!!P>筆者も「難しいこと抜きで」といっているように、専門や短大、大学の1年生で習う基本的な内容であり、仏文や中・上級者にはお勧めできないが、初心者には頼りになる一冊だと思う。