わすれられないおくりもの
(
スーザン・バーレイ
小川 仁央
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私が子供の時読んで、また子供を通して巡り会い、懐かしい気持ちになりました。<P>「死」は、必ずしも悲しい事、寂しい事ではないのです。その人が教えてくれたこと、残してくれたものは、ずっと自分の中で、思い出として、残り、生き続ける。そうおもいました。<P> 子供が、「死」ということを、理解しようとする時、恐怖や、不安な気持ちになる事もあると思います。そんな気持ちを、少し和らげてくれるのではないかと思います。それから、死と同じように年をとるのはいやなこと。と思いがちですが、年をとることのすばらしさや、おじいさん、おばあさんを敬う気持ちも生まれるのではないかと思います。<BR> <P> こう考えると結構重いテーマですが、優しいタッチの絵で、子供にとって親しみやすい読みやすい、良い絵本だと思います。
大切な子供たちに「死」と言う物を伝えるのは大変難しい。特に自分にとって身近で大切な存在の「死」をどう伝えたらいいのか・・・・あなぐまさんからもらったたくさんの物達、それは大切な愛や言葉や知恵、心の中に生き続ける宝物になる。「死」とは全てが消えてなくなる訳ではなく、きちんと心の中に生き続けるものがあるんだよ。生きていることにより沢山の物を与えたり、与えられたりしながら命は伝えられていく物なんだよ。「死」から学ぶいろいろなこと、悲しい事ばかりじゃないということを子供達に自然に伝えられる絵本です。幼稚園の年中さんか、年長さん位になったら、きっとこの思いは伝わるんじゃないかな? 是非、親子で読んで頂きたい本の一冊です。
小学生のころ、図書室で見つけたこの絵本が大好きで、<BR>何回も、何回も、暗記してしまうほど呼んだのを覚えています。<P>あれから15年が経ち、ふらっと立ち寄った古本屋さんで見つけたときは、<BR>ものすごく感動しました。手に取った瞬間、思わず震えてしまいました。<P>大人になって読んで、この本の意味の深さに気付いて、<BR>家で大泣きしながら読みました。<P>いつか子供ができたら…この絵本を呼んで聞かせてあげたいです。
わすれられないおくりもの
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 | 水彩とペンで描かれるイラストが暖かい、スーザン・バーレイのデビュー作。イギリスでは最もなじみの深い動物のひとつであるアナグマを主人公にした本書は、「身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのか」ということをテーマにした絵本。 <p> 賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマだが、冬が来る前に「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」という手紙を残して死んでしまった。悲しみにくれる森の動物たちは、それぞれがアナグマとの思い出を語り合ううちに、彼が宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気付いていく。そして、春が来る頃には、アナグマのことは楽しい思い出へと変わっていった。 <p> たかが子ども向けの絵本とあなどるなかれ。子どもたちに「死」について考えるチャンスを与え、すでに「死」を理解する大人にも静かで深い感動をもたらす。親しい人とのお別れを経験した方に、心を込めて贈りたくなる。(小山由絵) |
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