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| ずーっと ずっと だいすきだよ
(
久山 太市
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子供は思ったことを何でも素直に口に出してくれる。それが何故、何時頃から変化してゆくのだろう。大人の教訓にも、子育ての指針にもなりそうです。<BR>この本を読んで以来、毎晩寝る前に子供を抱きしめて「せかいでいちばん、だいすきだよ」と言うのを日課としています。勿論、子供も毎回「だいすきだよ。」と答え返してくれています。幸せ。 TVの朗読で「いいお話だな~」と感動したのですが、姪っ子の小学校1年生の教科書を読ませてもらうと、ちゃんと載っている。なかなか日本の教育も捨てたものではないな~と思いました。 赤ちゃんだったイヌの「エルフィー」が、だんだん大きくなって、年をとり、そして死んだ。ぼくは悲しくてたまらないけれど「エルフィー」との思い出があるから頑張れる。生きているものは必ずいつかは死んでしまう・・・。こんな当たり前で大切な事が、子どもでもわかりやすい文章でつづられている。大人の私が読んでいても胸が熱くなる。今のこの時を、精一杯生きようと思う。
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