偶然amazonの紹介で知ったのだが、良いことが色々書いてあり、<BR>もう少し早く出会えてたら・・と思えた本だった。<BR>内容は、納得できることが多く、また項目毎に分かれていたのですらすらと読めた。<BR>色々あり、全てを紹介してもしょうがないのだが、<BR>「人には天与の道があり、それはその人にしか歩めない。。。」に始まり、<P>幸之助さんは、日本・国民を非常に愛していたのだなと思えた。<BR>最近、日本人は欧米の人、考え方をすぐに崇拝してしまうような卑屈な気持ちがあるのでは?と<BR>感じていたのだが、こんな素晴らしい考えを持った人が日本にもいたんだよなと<BR>痛感させられる。<BR>ただ、時代も変わり全ての考えが今の時代にマッチするとは思えないが、<P>自分が忘れていた何か。忘れてはいけない日本の心?(表現がうまくないが)を感じた。<BR>なので、自分としては、お薦め度として、☆5つ。(正確には4.5か?)
『道をひらく』との出会いは高校生の時。生駒の商店街でしがない文具商を営む父が、お店の奥にある本棚に並べてあったのを手にとって読んでみました。<BR> 店番を頼まれて退屈しのぎで読んだのですが、<BR>読後感がすがすがしくて「なんだか起業家になってみたい」という気持ちにさせる書物でした。<P> そのあと10年ぐらいたって、ある教育産業の社員になってからそのままその会社に残ろうか、転職しようかと迷っている時に、今度は自分で上本町の書店で買って読みました。<BR> その時は、私にとって、「組織の中で生きていくためのマインドマニュアル」みたいな位置付けでしたが、やはり、翌日から生きていくための心のエネルギーを与えてくれました。<P> 最後に読んだのは、12間勤めてから独立して自分で事務所を構えた時でした。<BR> お客さまを獲得していくために、どのような「考え方」が必要なのかという「ビジネスの基本動作」のようなモノを学びました。<BR> 優れた書物というのは、何度読んでも色褪せません。<BR>そして、読むたびに新しいエネルギーを与えてくれます。<P>『道をひらく』もまた、時を越えた名著として位置付ける価値のある書物だと断言します。
読んでいくうちに不思議と心があたたかくなります。説教調でもなく激励調でもないけれど、人生にとって本当に大切なことを熱意をもって語りかけてくれる感じがします。それに文の随所に松下幸之助本人の優しさ、厳しさ、力強さがにじんんでおり、ひしひしと「いい本をめぐりあったなぁ」という気にさせてくれる本です。