私はこの本を読んで、この世界中で、今生きているどのような人でも(例え、敵対する相手であっても)自分が成長していく上で、必ず意味のある存在だと改めて気づかされました。これからも、この世に自分が生まれたことを感謝し、人との出会いを大切にして、一人一人を尊重し、愛する気持ちを大事にしたいです。この本に出会えて運が良かったと思います。
私たちがわざわざ、この物質世界に肉体を持って生まれてくる大きな理由が、「人間関係を学ぶこと」。「人付き合いは面倒だから」といって敬遠している限り、意識体としての進歩は望めず、わざわざ地球に修行に来ている意味がありません…生まれ変わりを信じる方が徳なのではないかと思いました。<P>もっと積極的に人付き合いをしていこう!<P>…そう、思える本でした。
とも不思議な読後感である。おもしろかったのかそうでないのか判断が難しい。しかし、何か心に引っ掛かる内容であった。本書は決して死後の世界や霊の存在を証明することを目的とした本ではない。著者が伝えたいのは、あくまでも「生きがい」の創造である。〇〇を知ること・考えることが豊かな人生を送る切っ掛けになる、ということで、〇〇がこの本では「生まれ変わり」であっただけである。しかし、多くの人が人生の意味の喪失に悩んでいたり、焦燥感を抱いている現代社会において、「生まれ変わり」説は非常に有効なのだろう。WHOの健康の条件には「スピリチュアリィ(霊性)」が挙げられているそうだ。