上達の法則―効率のよい努力を科学する みんなこんな本を読んできた 上達の法則―効率のよい努力を科学する
 
 
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上達の法則―効率のよい努力を科学する ( 岡本 浩一 )

上達には、それなりの理由があり、その根底には「記憶」が関係すると著者は述べている。この記憶には2種類の知識の処理の方法にコツがあり、上級者はこの2種類の知識についての処理が非常に上手いとかかれている。詳細は読んでいただくとわかるが、記憶のメカニズム、最新の心理学の成果も踏まえ役に立った。<P>また記憶のみならず、上達の上級者は中級者と違い、その事柄にあたったときに、長時間続けても「退屈しにくい」「疲労しにくい」ということ、何か鑑賞する時も「ツボをはずさない」、人を評価するときも「評価は安定している」などが挙げられ、中級者と比較してなぜ違うのかわかりやすく書かれ、自分を見つめなおすヒントにもなる。<P>上級者になるステップについては、「ノートを取る」「未熟!!からこそ理論が必要」「精密な練習を繰り返す」「感情移入」の部分が非常に参考になる。今後の自分の学びについて、上級者になるための効率的な努力について、いいヒントが満載されている。<P>スランプに陥ったときも、スランプに陥るれとはどんなことか示し「肉体的」「精神的」な場合の対処と、上達するためのステップとしてのスランプである(→チャンク容量の増大のため)と書かれており、私には新しい解釈だった。<P>最後に上達者になる特訓法が10項目書かれているおり、これをヒントに、上級者への戦術を練るにはいいヒントになるだろう。

 自分を変えたいと思うとき、人は勉強をしたり練習をしたりして、<BR>努力をします。できれば、無駄な努力ではなく効果的な努力をして、<BR>早く新しいスキルを身につけたいと思います。この本は、そんな悩<BR>みを持つ人にお勧めです。<P> この本で特に印象に残った所は、週に2回の学習、練習が効果的<BR>と書いてあるところです。週に1回では上達の速度が遅く、<P>3回以上やってもそれほど大きな効果は得られないそうです<BR>(費用対効果が悪い)。経済学用語では限界効用逓減の法則と言<BR>うかもしれません。<P> 私も現在、中国語の学習および水泳は週2回通っています。<BR>新しく始めたゴルフは週に1回のレッスンです。こちらも、<BR>上達の法則に照らし合わせれば2回にしたほうがよさそうです。

『○○勉強法』『頭がよくなる××』『□□記憶術』、こんな感じの本、今多いですよね。頭がよくなりたい、もっと効率よく仕事をこなしたい、なんて誰でも思うことです。誰でも思うんですけど、この手の本は商業主義に走りすぎていて、あまり効果がないんですよね。私もかなりはまっている時期がありました。“右脳”ってタイトルにあるだけで買っちゃったりして、今思うとバカだな、って思います。なぜこんな考え方の転換が図れたか、一つのきっかけになってくれたのが本書なんです。上に書いたタイトルの本も、個々の技術としては役に立たないこともないんだけど、実行に移すのが難しいし、第一それがどういう結果として現れるのかが明確じゃなかったりするんですよね。でも本書は違う。初級者から上級者へのステップが明確に示されているんです。本書の売りとして、心理学に裏付けられた、というのがあると思うんですけど、もはやそれは関係ない。脳科学や心理学って言うのは、日進月歩で人の数だけ意見がある世界です。だから心理学的に正しいというのは、その人の心理学的に正しいだけであって、普遍的なものではないんですよ。だから重要なのは効果があるのかないのかって事だけ。そうすると本書は効果テキメンなので良書といえます。なぜ効果テキメンといえるのか。それは私も含め、私の身の回り20人ほどが試してみてその効果を体験しているからです。20人じゃサンプル母体として少ないかもしれないけど、ほぼ100%の成果ですからね。あなたにも効果がある可能性がかなりあると思うんですよ。効果がなければ他の本を参考にすればいいだけの話しだし。だからとにかく、一度本書を手にとって試してみてください。きっと今よりも高いところにけると思いますよ!

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上達の法則―効率のよい努力を科学する&nbsp;&nbsp;&nbsp;著者はリスク心理学を専門とし、文部科学省の委員、通産省技術顧問、カーネギーメロン大学大学院学位審査委員など内外で多くの要職を歴任している現役の大学教授。この略歴から想像すると、何やら難解な専門用語に満ちた心理学書のように感じられるが、じつは優しい語り口で誰にでもわかりやすく「上達するための法則」を説明した本である。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書で想定されているのは、普通の生活をしている私たちが、人並みの適性のある技能に、そう無理ではない練習量で、まあまあ一人前のレベルに達しようとする過程である。具体的には、心理学での成果を取り入れながら、仕事上の資格取得をはじめ、英会話、将棋、写真、絵画、ピアノ、陶芸など、さまざまな世界における「上達」を説明している。通勤電車の行き帰りでも気軽に読めてしまう内容だ。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;本書によると、上達は単に鍛錬の量や時間だけで決まるものではなく、上達の法則という理にかなった鍛錬が効率の良い上達を生む。著者は、上達を極めた人と、そうでない人との違いについて、認知や記憶心理学などをベースに科学的に分析し、上達の法則は「スキーマ(=枠組み認識)」や「コード化(=思考における知識の言語化)」にあることを解明している。その理論から、独自の精密練習法やスランプ脱出法、特訓法なども紹介している。何らかのスキルを磨きたい、状況を好転させたい、一芸に秀でたい、と願う人にぜひおすすめしたい。(増渕正明)
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