9章にわたって、具体的かつ効果的なコーチングのスキルが説明されています。各章の末尾に、その章のまとめがあり、あとから読み返す際に非常に役立ちました。<P>カウンセラーのあり方や対話のスキルを、部下を育て指導する役割を持っている人たちにも役立ててもらいたいという気持ちから、筆者はこの本を書いたそうです。ただ、それが単に目先の結果を出すためのものではなく、人を活かし勇気付けていくものであってほしいとの思いが、随所にちりばめられています。非常に参考になるだけでなく、読後に爽快な気持ちになる良書でした。
まるで演壇の上で展開されている講義を聴いているような感じを受けます。勿論、内容は最高!講義の終了とともに、大きな拍手が聞こえるくらいの。<P>類書は沢山ありますが、その中でも「わかりやすさ」という意味では群を抜いているのではないでしょうか。というのも、私達が何を知りたがっているのか見知ってでもいるかのように、「?」から「!」に変われるよう構成されています。<P>内容はビジネスの現場で起こる例を中心に展開されていますが、それ以外の場面におけるコミニュケーション知識として知っておいても損ありません。<P>コーチングの威力を知りたい方には、ご一読をお勧めします。
友人に薦められてこの本を購入しました。いったん読み始めると、わかり易く、また非常に読者を惹きつけるように書いてあるこの本。読書が好きでない私にも、スルスルとあっという間にページが進み、読み終えることができました。章ごとに重要なポイントがリスト化されており、とても便利です。知る知らないで今後の人生が変わる! と思いました。人間関係が怖くなくなり、むしろ楽しめるようになります。この本を読んだことのある上司の下で働きたい! と思ってしまいます。