私の子育ての先生は自分の親よりも本だったりするのですが、<BR>沢山の子育て本を読めば読むほど、ステレオタイプの本と、<BR>そうではない本がわかるようになってきます。<BR>やっぱりシンプルが一番ですね。<P>この本は子供との接し方をとてもわかりやすく書いてあります。<BR>この本を読んでいる最中、いいタイミングがやってきたので<P>「朝自分で起きる」事を子供に提案、すったもんだありましたが<BR>自分のためだとわかり納得、子供ならではの努力を始めました。<BR>「早く寝なさい」と怒られて寝るよりも<BR>早めに布団にはいってダラダラする方がリラックスできる事<BR>「早く起きなさいッ」と怒られて起きるより<BR>自分で起きた方が。お互いストレスが少ない事など<P>体感してわかったようです。まだまだ手始めですけれど。<P>コーチングは全ての人間関係において必要な事だと思います。<BR>子供との対話の中でコーチングを学び、社会での人間関係でも<BR>応用できれば自分にとっても非常にプラスになると思いました。
著者は、人材開発のコンサルタントとのことですが、とても読みやすく、すぐにやれる具体的な方法が書かれています。私の子供は、中高生なのでもっと早く読みたかった!と正直思いましたが、書かれている事を(どれも簡単な事なのですが)一つ一つやってみると、子供が違うのです!本の最後に、親の幸せについても書かれていて、自分のこれからの生き方についても考えるきっかけをもらいました。まだ子供が小さい妹にもこの本をプレゼントしようと思います。
現在、子育ての渦中にいる人はもちろんのこと、自分自身の親との関係で悩んでいる人にもお薦めしたい本です。親として子どもにどうかかわるかということについてのヒントが、温かい文章で綴られています。親自身がどう生きますか?と問いかけている部分は、親としての自分はもちろん、自分自身の親にも問いかけてみたいと思いました。「子どもはもう大きくなってしまったから、もう手遅れだわ」なんていうことは決してありませんよ。という著者の温かな人柄が全編にしみわたっています。「子育てはこうあるべき」という観念ではなく、実践方法を知りたい悩める親御さんたちにとっては、具体的にどう動けばいいのかまで丁寧に書かれている、救いになる本だと思います。