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フルーツバスケット (1) ( 高屋 奈月 )

高屋奈月さんの旧作からのファンです。表面的には「翼」シリーズよりコミカルに出来ていますが、根底に流れるものは変わらないみたい。『愚かなほど人を愛する』という事がどれだけ人を救うかを思い出させます。透達の年齢の人達も、それを通り越した人達も十分楽しめます。泣けます。そしてもしかしたら今より少し優しくなれるかもしれません。

主人公の透がいいですね。すさまじく不幸なのに、それでも幸せを感じることができる。泣けます。

母ひとり子ひとり。<BR>貧しいながらも幸せに暮らす透は、高校1年生の女の子。<P>そんな透を襲ったのは、最愛の母の突然の死だった・・・。<BR>悲しみに耐える透は、天涯孤独の身となりながらも、<BR>高校生活を続けることを決意する。<P>でも、女子高生のバイトではろくな収入があるはずもなく、<BR>アパートを追い出された透は、テント暮らしをする羽目に。<P>そして、土砂崩れで頼りのテントを失った透を救ったのは、<BR>不思議な宿命を持った草摩一族の「十二支」たちだった・・・<P>透のけなげさにほろりとさせられつつも、十二支の謎に心が躍る。<BR>笑いあり、涙ありの、ミステリック学園コメディ!!

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フルーツバスケット (1)
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