この漫画もきっちりいい仕事です。<BR>彼女の自分を突き放して漫画化できる才能は本当に希有です。<P>西原理恵子は心の中に<BR>教室の隅っこにいる小学生と<BR>すっごい経験を山程積んだところからくるどんとこいの大人物を<BR>両方住まわせているので,<BR>どんとこいの漫画からでもおどおどしている小学生の痛みが伝わってきて,<P>笑いだけの読後感になることはありません。<P>彼女がかきたいものは一貫して非強者だと感じました。<P>是非是非,作者様 身辺お大切に。
とにかく面白かった。久しぶりに爽快な気分にさせてくれました。脱税とホステス体験がとにかく最高です。ありがとうございました、西原さん。今後、これ以上のパワーアップが果たして可能なのかどうか、変な心配をしてしまったりする今日この頃です。
西原氏の本はほとんど読んだことがないので、他の氏の本と比べることはできませんが、星5つ差し上げます。個人事業主であり、できの悪い税理士としか付き合えない私にとっては、最初の脱税の話はすさまじい衝撃でした。もちろんマンガですから誇張しまくっていることは間違いありません。しかし、こんなことを本当に書いて良いのでしょうか。この意味、サラリーマンや学生さんや大企業の経営者には分からないでしょうね。この本は、真面目に税金を納めている零細企業の社長さんにとっての「共産党宣言」かもしれません。もし私が日本国大統領なら、この本は発禁リストのトップを飾ることは間違いありません。