問題集という感覚があまりなく、本当にエクササイズとして、アドバイスが書かれています。有名私立大学付属のエクステンションセンター(社会人向け講座)のテキストにも使われています。CDもついているので、忙しい方でもリスニング用としても使用でき、とても便利です!
「TOEICを受けてみたい。でもどこから手をつけよう・・・。」と悩んでいる方にこの本をまず最初の1冊としてお勧めしたい。<P>なぜか。<BR>1.まずTOEIC TESTをそっくり体験することができる。本番と同じ200問である。<P>2.そのままトレーニングができる。TOEIC TEST自体は単なる「モノサシ」であり、受けるだけで英語力がつくわけではない。受けた結果を元にトレーニングを積み上げていかなければならない。この本は問題の復習からそのままトレーニングに入っていけるように構成されている。<P>3.自分で学習がしやすい紙面作りとCD。解答と解説が問題と同じページに載っていたり、CDのトラックが短く切ってあったりと、少しの時間でもさっとトレーニングができるようになっている。<P>この本だけで全てがカバーできるわけではないが、まずこの本でトレーニングを始め、今後のトレーニングの方向性を固めていくと良いと思う。北海道に行きたいのに、一生懸命沖縄に向かうようなことがないよう、最初が肝心である。
TOEIC対策の問題集の形式をとってはいるが問題形式ごとにどういった英語力が必要とされるのかにはじまり、TOEIC対策に留まらず、英語によるコミュニケーション能力をも高めるまさにエクササイズ本である。またリーディングの問題もCDに音声が収録されていたり、基本構文を収録することによりで確実な英語力のアップを目指している。通常の対策問題集は答え合わせで終わってしまうことが多く、1回やったら終わりになってしまうという欲求不満に陥ってしまうことがあるが、この本はそういうことがない。実際にやってみてかなり効果が期待できる。