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| 日本の野鳥
(
叶内 拓哉
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平凡社の日本の野鳥590と比較してこちらに決めました。590のほうは、1ページに1種ほぼ一定の形式(主となる写真は1枚同じ大きさで左向き)となっており見やすくまとめてますが、それに対し、こちらは、形式にこだわらず、大きめの写真で、ハンディ図鑑とは思えない迫力があり、図鑑としてだけでなく、写真を眺める楽しみがあります。掲載種の数では、479種と及ばないものの、その分1種類に対する掲載写真の数が多く、幼鳥・成鳥や夏羽・冬羽の写真が掲載されていたり、さらには交雑種の写真まであるので、実際のフィールドで見た鳥の識別には大いに参考になりました。以上の情報に加え、写真には撮影月、場所がそれぞれ記載されています。また、鳴き声の解説、行動、識別の仕方がくわしく載っているのもお薦めのポイントです。
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