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| 国際紛争―理論と歴史
(
ジュニア,ジョセフ・S. ナイ
Jr.,Joseph S. Nye
田中 明彦
村田 晃嗣
)
平易な訳文で噛みしめるように読み進めることができる。<BR>著者はバランス・オブ・パワーの考え方が今日もなお<BR>意義を失っていないことを説く。本書をゆっくり読みながら<BR>国際問題を考えていけば、読者なりのビジョンが得られる<BR>に違いない。戦略に興味がある方にも、地図が豊富で<BR>面白いと思う。 現実主義に立脚し、希望的観測や教条主義的な考えを廃した解説は国際関係論の絶好の入門書と言えるでしょう。
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