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| 200CD ピアノの秘密―弾きどころは聴きどころ
(
野本 由紀夫
岳本 恭治
)
リスナーとして、より深くピアノ曲を聴きたい、と思って買った人には、残念ながら期待はずれだと思います。サブタイトル「弾きどころは聴きどころ」のとおり、少なくとも「ピアノを弾く」ことが分かっていないと、ありがたみも面白みもいま一つピンと来ません。<P> 少なくとも私のような純粋に音楽を楽しみたいリスナーとしては、職業ピアニストから、ここが難しいだの、こんな苦労をしている、といった内輪話を聞かされても、「ああ、そうですか」としか言えないし、「失敗しても大目に見てね」との言い訳にも聞こえて、逆に不愉快にもなります。どういう読者を想定した本なのか、ちょっと疑問です。<P> 逆に言えば、ピアノが弾けるなら、単に聴き流す以上の深い聴き方のできるヒントや、聴いているだけでは分からない楽屋事情や苦労話が楽しめるのかもしれません。<BR> 「ピアノを弾く立場から聴きたい人のための」本なのでしょうか。
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