私は、この本を読んでXMLマスターベーシックに合格しました。<BR> 図や絵が少なく、長い文章で説明がズラズラと書かれていますが、一行一行をじっくり読んで行くと非常に<BR> 分かり易く書いてあります。<BR> 通勤途中の車内で繰り返し読み、全部で3回読破しました。<P> 1回目よりも2回目、2回目よりも3回目の方が理解することができ、3回読めば、ほぼベーシックレベルの<BR> 内容を把握できます。<BR> 平行して問題集を1冊学習しましたが、その基礎知識を習得するのに大変役立ちました。
川俣さんのXMLに関する連載を@ITで読んでいるが、それを少し易しくした感じであろうか。それでもベーシックにはオーバースペックかもしれない。しかしそんなことがどうでもよく思えてくるほど、「誠実」な本である。詳しく、丁寧にそして何よりも正確に記述されており、読者に不安を与えない。ベーシック合格後も必ず手元に置いて復習したい一冊だ。できれば川俣さんにプロフェッショナル用の本も書いていただきたい。<P> しかし、最近の受験本ははっきり言って適当極まりない。インストラクタという肩書きが恥ずかしくないのか?と言いたい程の誤字脱字、間違えが目立つ本が乱版されるなか、この本は「いぶし銀」的な存在である。今後XMLマスターだけのためでなく、根本から理解したい人向けのすばらしいである。もちろん、試験範囲は全てカバーしている。当然この一冊を読み込めば合格。
○な所<BR>大切な所は、学習ポイントとして強調されているので、覚えるべき箇所がハッキリとしている。<P>×な所<BR>XML文書内容と処理結果画面は画像付きで解説されていたが、構造的な部分等は文章での解説が多く、とっつきにくい。<BR>特に文章での解説が難解な箇所は、もっと絵を多用して欲しかった。