なにがスバラシイって、<BR>やはりMSXPLAYerの収録でしょう。<BR>公式BIOSを使用したエミュレータなんて、そうそうあるものじゃないし、<BR>なんといっても、ウィンドウズで気軽にMSXのソフトが使える!<BR>さらに近々発売されるROMリーダーを使えば、<BR>ROM版のソフトまで使えてしまう!<BR>そういう情報も含めて、本誌の内容はスバラシイ。<P>昔のMSXマガジンを踏襲し、記事、マンガも当時のまま。<BR>クリエイターによる対談記事も当時のMSXを知る人間にとっては、<BR>ものすごく興味深く読むことができます。<BR>あ、収録されたゲームもオモシロイですよ。
大野一興氏の表紙、あの頃が一番面白かったと自分で思える「Mマガ」の姿が思い出される。未来はどうでも良い私にはこれで満足。むしろ未来はいらない。だいだい「ルナクリッパー」のビデオだって今年になって買ってるし(爆)懐かしい以外の購入動機ってあるんだろうか?
92年夏号から10年の歳月を経て刊行された「永久保存版」は、『いまさらMSXが!?』と、(一部地域で)一大センセーションとなった。<BR>それから丁度1年。「永久保存版2」として再び刊行された今号はどうだったのだろうか。<BR>春に行われた前号のファン感謝イベントで、『次号のテーマは「てんこもり」だ』と言っていた。<P>果たして、今回のものが「てんこ盛り」だったのかどうか。<BR>今回も、結局「MSXが好きだから」と、購入するMSX人ばかりなのではないか。<BR>せっかく雑誌という形態をとっているのだから、もっと新規ユーザーを獲得できる方向に進むことはできないのだろうか。<BR>MSXは、もっと「何かを作れる」マシンだったはずだ。<P>たとえば、ツール類を充実させ、エミュレータと連動させ、容易にソフトを作れる環境を整えることはできないのだろうか。<BR>過去の資産・遺産を食い潰すだけの編集方針には疑問を感じる。