日本人は文法が出来るが会話が出来ない、とよく言われますが、会話も文章の並び方を理解していなければ何も始まりません。<BR>その証拠に、私のヨーロッパ・南米の友人は話せるわりにはTOEFLの文法セクションであまりいい点を取れていません。<P>私はこの本のお陰で、点数が全体的に上がりました。それは私がこの本を文法だけに活用したわけではなく、著者の薦める勉強法に耳を傾けたからです。<BR>例えばリスニング―「同じものを何度も聞く」「一日2~3時間以上聞く、繰り返し声に出す。これを10ヶ月以上」「リスニングの基本は一人ですること」これらすべて、理にかなっています。<P>私が購入したTOEFLの本7冊ほどを見比べてみても、ここまではっきり、ここまで具体的に助言している本はありません。<BR>ははっきり言って、この本を購入するすべての人が620点取れるわけがありません。それは著者の言っていることに対し同感し、行動できる人だけが620というスコアにたどり着くからです。a gifted man does the best anytime.<P>著者のCBT対応に期待しているため、星4つにしました。
噂どうり、TOEFLセクション2に関しての情報量はものすごい。この本を読み込めば、わからないと問題はほとんどなくなるのではないか。解説も丁寧かつわかりやすく非常に読みやすい。届いてから2日で全部読んでしまった。<P> しかし不満点もある。ひとつは問題数が少なすぎること。二つ目は620点を目指す割には掲載されている問題のほとんどが520点から580点レベルの間と、どうもタイトルと中身があっていないような気がする。<P> これらの不満点もあったがとても勉強になるいい本だったと思う。あとはほかの問題集でも買ってきて、数をこなせばセクション2で60点は取れるだろう。<BR>
TOEFL受験準備中です。受験された方はご存知の通り、日本の大学受験用の文法参考書や社会人のためのやり直し英文法テキストを使っていても、TOEFLの文法には太刀打ちできません。レベルの高低ではなく、問題として問われるポイントが違うのです。その点、このテキストはかなり過去問の研究をしてあるようで、本当に出題傾向(それも痒いところを特に)を把握しているように感じます。また、私のように高校生レベルの文法も危うかった人間には、解説の多さが非常にありがたかったです。解説のわかりやすさと適切さは特筆もの。いろいろと問題集を買いましたが、どれも練習問題とその問題の解説が中心で、文法自体をわかりやすく解説するものってなかなかないんです。例題に「TOEFL550点レベルの問題」とかいうふうに難易度がついているのもありがたい。ただし、確かに練習問題が少ないので、このテキストで基礎を固めてから、他の問題集で数をこなすのがよいと思います。