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| ペンギンと泳ぐ旅―南極エコツーリズム
(
西森 有里
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最初は、ペンギンの写真に惹かれて購入した。読み始めたら、軽快な文章と、美しい写真に引きこまれて、一気に読んでしまった。今までの南極関連の本とは一味違う切り口で、いつか自分も南極に行きたいと思わせる。<BR>いや、絶対に行ってやると心に誓わせるくらいのインパクト。<BR>良い映画を見た後のような、さわやかな読後感が残った。<P>今まで、南極は「冒険家」が「探検」しに行く所だと思っていた。観光客が年間1万人も訪れているという驚き。野生のペンギンと泳ぐなんて事が出来るのは、想像したことすらなかった。それを著者は、旅の中でかなえている。<P>なんとなく聞いたことがある、「エコツアー」という旅について、著者の考え方も織り込まれていて、これからの自分の旅の主題になりそうな予感がする。
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