とかくわかりにくいのが、住宅建築の本。<BR>どれも専門色が強く、筆者によって主張することがまちまち。<BR>家づくりのプロや建築家を目指す若者ならともかく、シロウトにとってはいかに不親切なものが多いことか…。<P>でも、その意味で、この本は異端だ。<P>難しい言葉をほとんど使わず、「安くていい家を建てるためにはどうすればよいか」だけにテーマを限定。しかも、住宅営業マンの口からは絶対に聞くことができない‘家づくりの落とし穴’について、丁寧にしっかりと説明している。<P>旧態依然とした住宅業界に対する筆者の挑戦的な姿勢は、「痛快」の一言。<P>時にブラックユーモアをまじえながら語られる裏話に、思わずプッと吹き出してしまう読者も多いだろう。<P>「まだ家を建てなくてよかった!」<BR>これから家づくりを考える人ならば、この本を読んだあと、そう実感するはずだ。
私は住宅関係の仕事をしていますが、正にこの本に書いてある通りです。<BR>思わず、そう、そう、とうなずけます。<BR>しかも、この本の通りに騙されるお客さんがいるので、<BR>失礼ですが笑ってしまいます、お金のある人は必要ありません、<BR>予算を有効に使いたい人は絶対、買うべきですこの本の投資で<BR>数百万円の節約が可能です。<P>たまにエルハウスの駐車場の前を通りますが、社員の車は皆ボロ<BR>です、きっと余分な給料を貰っていないんだと思います、まさに<BR>ギリギリの利益で動いているって感じです、ちなみに近くの大手<BR>プレハブの営業マンは逆輸入のレクサスです、この差ってやっぱり<BR>騙された皆様のおかげなのかな?。
正直ぼくも安くていい家がほしいと思っています。なので、読む前には期待していました。<P>日本の住宅を高価なものにしている原因がモデルハウスの管理維持費や広告宣伝費、営業マンの給料、流通システム上の問題などであることは知っていました。これくらいなら、ちょっと気の利いた住宅会社のパンフレットには書いてあります。お金を出すのですから、もう少しつっこんで教えてもらえるのかと思っていたのになんだかあてがはずれた感じです。<P>本の後半部分はローコスト住宅研究会で建てている家がいいっていう宣伝みたいで、「またか」って感じです。