期待が大きすぎたのでしょうか?私は採点は決して辛いほうではないですが、これはちょっと・・・。<P>う~ん。残念です。<P>メルマガの切れ味は一体どこへいってしまったのでしょうか?(ファンだっただけに本当に残念です)<P>牧野氏には大変申し訳ないですが、言わずに居れないので言います。<P>この本で初めて情報起業に触れた方には無駄にはならないかもしれませんが、ある程度真剣に「インフォプレナー」を研究し、会社を辞めずに情報起業を考えている人には本書は物足りないと思います。<P>私は牧野氏が「二足のわらじ」であることを、「昼間サラリーマンしながら、夜は起業家なんてすごい!」と思っていましたが、これを読んで考え方を改めました。<P>著者ご自身は立派な方なのだと思いますが、このご著書を拝読させていただいた限り、「肝の据わり具合」がしっかりしていない部分がチラチラと見えてしまっていると思います。<P>会社のことを気にされたのでしょうか?<P>「会社を辞めずに」というのは非常に魅力的だけど、やっぱり中途半端な印象でした・・・。
牧野氏の言う情報起業家というコンセプトは理解出来るが、彼が何の情報をどのように発信したのか具体的な事が書かれていないのは残念でした。さらに米国発!と、なっているのに何が米国発!なのかも本書にはまったく触れていない。この手のビジネス書を買う人は、作者のストーリーの具体的な話を聞きたいのではないでしょうか。
一般の読者にも分かりやすいように、情報起業家で成功するコツはノウハウではなく、「思考のフレームワークを変えること」にあることを教えたレベルの高い本。(難しいことをやさしい言葉で伝えようとしている苦労も感じる。)私自身もこの本を何回も読み見返す内に、たくさんのビジネスアイディアが浮かんできた。ちょっと心配なのは、自分で考えることが嫌いなノウハウ好きの読者には、追いていけそうにないことである。最近のビジネス書は、やたらデカイ文字ばかり使って、中身がないことをダラダラ書いたものが多いが、この本に新鮮さを感じる知的水準の高い読者も多い気がする。このような本が日本でも、もっとたくさん出版されることをぜひ期待したい。(外資系ITコンサルタント)