50のフレーズで500通りの表現をモノにする英会話ペラペラ練習帳 みんなこんな本を読んできた 50のフレーズで500通りの表現をモノにする英会話ペラペラ練習帳
 
 
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50のフレーズで500通りの表現をモノにする英会話ペラペラ練習帳 ( スティーブ ソレイシィ ロビン ソレイシィ Steve Soresi Robin Soresi )

「ペラペラ練習帳」最高です。<BR>一番いい点は、「自分が言いたい」と日本語レベルで思ったことを英語で言い換える練習ができること。<BR>これまで、「英会話ができるようになりたかったら、英語で考えろ」という言葉に妙に縛られて、なかなか上達できないでいましたが、「ペラペラ練習帳」では、自分の日本語サイドで浮かんだストレートな気持ちをそのまま英語に置き換える発想トレーニングができるのです。この、今までの英会話学習書籍にはなかった新しい視点、本当にスゴイです。<BR>あと、「ペラペラ練習」がやりやすいよう、ページ構成が工夫されているのもいいですね。練習問題の答えがすぐ次のページにあるので、本当にページをペラペラめくりながら、すぐに答えを頭にインプットできて、学習効率がすごくいいです。<BR>CDも会話部分は臨場感あふれる効果音とかがついていて、自分なりにロールプレイ練習もしています。<P>英語をペラペラ話せるようになりたい、と思っているみなさん、本当に、おすすめですよ。

著者は外国語の会話を身に付けるメソッドがとてもよく分かっている人だ。それは前書きを読めばとてもよく分かる。前書きにはこう書いてある。「英語を見て和訳するだけでは、英語を話すブレーンは育たない。だからこの本では、先に日本語を見て、即、英語に直せるよう工夫した」。至言である。このコンセプトは大変結構である。実際、英会話が上達するか否かは、日本語を反射的に英語に置き換える訓練を積むか否かにかかっているからである。しかしである。本書の作りは著者の狙いからほど遠い。英文が、対応する日本語の真下に書いてあって、否応なく目に入ってくる。これは、暗記作業する際に非常に邪魔である。佐々木高政『和文英訳の修行』(文建書房)とか、白水社の『標準~語会話』シリーズのように、左側に日本語、右側に外国語を配置する工夫はなぜできなかったのだろう? 造本を担当した編集者は、この本の価値を半減させている。

姉妹編の「なるほど練習帳」とあわせて購入したが、非常に使える優れた本だ。ソレイシィ氏のテレビ番組は前から見ているが、わかりやすい説明は本書でも同じ。「アドバイス」「ポイント」とそれぞれ短いが、各コーナーで、日本人学習者の間違えやすい点や、各フレーズの応用範囲について実に明快に解説してくれ、すんなりと頭に入る。<BR>さらに優れている点は、クイック・チェック方式として、日本語を英語に瞬時に置き換えていくトレーニングができること。中高年の域にさしかかり、英会話はいまさら無理、と諦めていた私にも、確実に学習効果が上がってきている。CDもリアルなダイアログ・パートとシンプルなトレーニング・パートに分かれ、非常に使い勝手がよい。通勤途中の学習にもお薦めだ。

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