ポジティブなことは他で散々書かれているので少々ネガティブなことを書きますと、<BR>語数にこだわりすぎているような気がします。<BR>専門用語を調べると、かなり変な訳語が載っていたりします。<P>例えば、「DNA」(もはや専門用語ではないと思いますが)を引くと<BR>「遺伝情報のキャリアとなる蛋白質」と記してありますが、<P>DNAと蛋白質は全く別の物質です。<BR>高校の教科書でも出てくる常識なのですが、おそらく全くの素人の方が執筆されたのでしょう。<P>辞書には語数だけではなく、表記の詳しさや正確さも当然求められるべきでしょう。<BR>語数が多くなるとどうしても詳しさは犠牲になりますが、正確さは犠牲にすべきものではないと思います。<P>リーダーズの専門用語の表記はもっと正確で、信頼できます。<P>そもそも、ここまでいたずらに語数を増やす必要があるのでしょうか。<BR>語数が多いことは確かに魅力ですが、ある程度まで達したら、<BR>正確さを上げるなど別の方へも注力したほうが良いように思います。<BR>いくら情報が多くても、その情報が不正確であれば役に立ちません。<P>辛口なことを書きましたが、このような点が改善されれば、非常にいい辞書になると思います。
英辞郎は、以前から使っているので、一般書籍として扱われるようになり、嬉しく思った。<BR>英辞郎の進化の歴史や作者についても一読の価値が有る。<BR>辞書として、私が評価しているのは、次の5点である。<BR> 1)自分で辞書を編集できること<BR> 2)検索の速さ<BR> 3)言葉の数<BR> 4)携帯しやすさ(PCとPDA(私の場合、ZAURUS)の両方で利用可能)<P> 5)テキストファイルゆえにデータ互換性が保証されていること<BR>1)は重要で、仕事で使う言葉や、自習中や新聞に出てきた例文を自分専用辞書に、どんどん登録することで、辞書を進化させている。<BR>2)も重宝している。アルファベットを一文字入力するたびに、候補の単語が絞られるので、うろ覚えの単語検索も高速に行なえる。
作り方も、使い方も、何もかも面白い辞書です、一度使い始めたらこれは<BR>止められません、特にポップアップ機能です。仕事する人にお勧めです。<BR>また、時代が変わったということを実感しますね。