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| 反省しないアメリカ人をあつかう方法 増補改訂版
(
ロッシェル・カップ
)
アメリカ企業で働く方、日本人の30代以下、又は院卒の部下を持つ管理職の方々にとても参考になると思います。<BR>仕事に対する姿勢、価値観の違い、それらをどのように解釈・対応すれば良いのかが、中立的な視点からわかり易く書いてあります。<P>私個人は先日アメリカ本社に出張の直前に購入、機内で読んで行ったおかげでいつもよりもアメリカ人の仕事の進め方が気にならずに協力的な気持ちさえもつことが出来ました。<BR>英語が不得手なために誤解を招いて悩んでいる同僚にも勧めたところです。
反省しないアメリカ人をあつかう方法 増補改訂版
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| 本書のタイトルや「文句の多いアメリカ人」「おしゃべりなアメリカ人」「残業しないアメリカ人」といった章題を見るだけで興味津々という人は多いだろう。しかし、本書は単なる興味本位や皮肉交じりの比較文化論ではない。ビジネスの現場における日米両者の思考や行動の違いに焦点を当て、その背景を探り対処法を講じるという、問題解決とマネジメント力向上のための1冊なのである。 <p> たとえば「反省しないアメリカ人」の章では、アメリカ人も反省はするがそれを表に出さないこと、謝る習慣がないこと、無意識に自己弁護することなどを指摘。アメリカ人部下には謝らせて責任を問うよりも、問題の原因を追究するという姿勢で臨むのが得策だとし、そのための英語表現を紹介する。 <p> 本書では、こうして読み解いたうえで、今度は「無口な日本人」「会議が苦手な日本人」というように日本人も俎上に載せる。1つの切り口から、会議の役割、信頼関係の構築、意思決定…と多彩にテーマを広げ、最後には雇用訴訟や従業員流出防止策などの実務的なトピックもカバーする。 <p> これだけ日米の違いを考慮した有効な解決策を示せるのは、日米のビジネス文化やマネジメントに精通する著者ならではだろう。その、フェアで合理的な視点は好感がもてる。なにより「直属の上司の頭越しに訴えてくる従業員をどうするか」といった、知らなければこじれさせかねない問題の対処法を教えてくれるのが貴重である。 <p> 読んでいるうちにこれは、若い新人社員など「異質」に思える人材の管理にも通じることがわかる。異文化マネジメントのトレーニング書としておすすめだ。(棚上 勉) |
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